高血圧と塩分
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高血圧の原因として塩分摂取過剰があげられていることはよく知られています。最近では高血圧の治療として、食事療法の一環に減塩食品、減塩食事、減塩食習慣が含まれていますから、日頃から塩分の摂取過剰に気をつける人も増えてきました。
塩分摂取過剰がなぜ、高血圧に結びつくかといいますと、体の電解質調節システムに結びついているからです。体重の20パーセントを占めている体液の中に、ナトリウム分などの電解質の濃度は一定に保たれています。濃度が高いと、水を飲むように脳が命令を出して、腎臓も水分を尿としては排出するのをやめて、再吸収するようにします。また、逆に、濃度が低い場合は、腎臓で水分をたくさん排出して、濃度を高めるように働きます。
このように、濃度を一定に保つために、工夫がなされているのですが、もしも食事でたくさん塩分を取った場合は、体液が過剰になってしまい、高血圧に結びついてしまうと言うことになります。もちろん高血圧の原因は塩分摂取過剰だけでなくて、肥満やストレスも高血圧症の誘因となっていますが、いずれにせよ、こういった生活習慣が大きく高血圧の発症に関与しているのは間違いないところです。
毎日の食事は、かならず行われるので、その食事内容を管理することは高血圧の治療に重要と言うことになり、とくに塩分の摂取量が重要になってきます。一般の人は、汗を大量にかくという状況にはなりにくいので、特に冬期は汗をかきにくく、この点でも食事で塩分を減らす必要があります。