心筋梗塞と心電図
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普段から耳にする機会も多い心電図ですが、心電図がどのようなものか説明できる人はそれほど多くは ないでしょう。
心電図の基本形はP波、Q波、R波、S波、T波という5つの波形が、心臓が一回収縮するたびに一組ずつ心 電図上に記録されることになっています。この波形を見ることによって心臓の異常を発見することがで きるのです。それでは心筋梗塞において、心電図上ではどのような波形の異常が見られるのでしょうか ? 心筋梗塞では、心臓を栄養している血管が急激に閉塞するため、全く血液が供給されない状態となりま す。すると心電図ではSTが上昇することになります。つまり正常な心電図の波形に比べ、心筋梗塞の心 電図の波形は後半のS波、T波の部分が高い状態で記録されます。 なぜ心筋梗塞の心電図の波形が、このような波形になるのかはっきりした原因はまだわかっていないの が現状です。 一般的に、心筋梗塞が発症してから時間が経過するとともに、心電図の波形はST上昇→異常Q波の出現 →陰性T波(冠性T波)という形に変化すると言われています。これは発症後、およそ1週間くらいまで の急性期に見られる波形だと考えられています。 少し話しが専門的になってしまいましたが、心筋梗塞は一刻を争う病気です。しかし、心筋梗塞になっ たからといってかならずしも諦めないといけないという病気ではありません。 心筋梗塞に対して正しい知識を持っておいて、いざという時に慌てず迅速に対処できるようにすること が肝心です。