急性心筋梗塞とは
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一般的に「心筋梗塞」と呼ばれている病気は、通常「急性心筋梗塞」のことを指します。 急性心筋梗塞は、狭心症とあわせて「虚血性心疾患」と呼ばれ、その原因としては、心臓を養う冠動脈 が動脈硬化によって血管の内腔が狭くなり、血液の流れが制限されることで起こる病気です。
急性心筋 梗塞の場合、この冠動脈がふさがったことにより心臓の筋肉(心筋)が壊死してしまった状態になりま す。一度死んでしまった心筋はもとに戻らないため、急性心筋梗塞になったときはバイパス手術などの 治療が行われます。 最近の医学の進歩によって、急性心筋梗塞の死亡率は減っていますが、現在でも5〜10%程度とあなど れない病気です。急性心筋梗塞の約半数はその前段階として狭心症を発症していますが、残り半数は何 の前ぶれもなく発症しているというデータもあり、予知がしにくい病気であるとされています。急性心 筋梗塞の症状は多くの場合、胸部の激痛や締めつけられるような感じ、圧迫感として現れますが、糖尿 病の患者や高齢者には無痛性のこともあり、約15%が無痛性心筋梗塞だと言われています。 また、心筋梗塞は発症からの時間の経過によって治療法や重症度も異なるので、発症2週間以内を「急 性」、1カ月以上経過したものを「陳旧性」と呼ぶのが通例です。 急性心筋梗塞の合併症には、心不全、心原性ショック、肺水腫、不整脈、心室停止、心臓破裂、心タン ポナーデなどがあり、死亡に至るケースが多くなっています。急性心筋梗塞の予防には、動物性脂肪を 控えることや禁煙などの生活習慣の改善が必要となります。