痛風の原因




痛風の原因となるのは「尿酸」と呼ばれる物質です。この尿酸はどの人も身体の中に一定量を持ち、血液などの体液に溶けて身体の中を循環して、濾し取られたあと尿とともに体外に捨てられています。

ところが、この尿酸が何らかの原因で血液中に増えて飽和濃度を越えると、身体の中に蓄積して痛風の症状をもたらすことになります。つまり、溶けなくなった尿酸が結晶化し関節の骨膜に付着することで、痛風特有の関節の激痛や腫れをもたらす原因となるのです。それでは血中の尿酸値を上昇させる誘因となるものは何なのでしょうか?

1つには遺伝的誘因が考えられます。痛風患者の約20%が親類に痛風持ちがいるというデータもあります。

また、食生活や飲酒というのも痛風の大きな誘因であると考えられています。食べ過ぎは肥満を助長するとともに、尿酸の原料を過剰に摂取してしまうことにつながります。飲酒も尿酸値を上げたり、ビールのように尿酸の元になるプリン体が多く含まれるアルコール飲料もあるので、痛風にとっては危険な要素なのは間違いありません。

そのほかにもストレスを抱えている状態や、激しい運動をしたとき、発汗や下痢で脱水状態になっているときなども尿酸値が上昇する要因であることが知られています。

これらの原因を見ると、もはや痛風は生活習慣病と考えても構わないものだと言えます。とくに痛風は男性がかかりやすい病気なので、食生活をはじめ生活スタイル全般を見直し、痛風の原因となるものを意識的に控えることが大切でしょう。

(C) 2010 痛風の治療法