痛風の食事療法





痛風の治療法の中でも、食事療法はもっとも根幹となる治療法です。また、痛風を直すために食事療法を行うことは、糖尿病や高血圧、高脂血症などの生活習慣病にも効果的です。

痛風というと一昔前まではプリン体を多く含む食品を摂らないことが、治療のための絶対条件と言われてきましたが、最近の研究によって体外から摂取するプリン体よりも、体内で生成されるプリン体を抑制することの方が、尿酸値を低くするためにより重要であることがわかってきました。そのため、普段から尿酸を生み出すプリン体を体内で作らないような食生活を心がけていくことが痛風の食事療法の中心となります。

具体的には、まず水分を多く摂ることが重要です。汗をかいて体内の水分が失われると尿酸値が上がります。十分に水分補給をして尿量を増やすことで、尿酸の排泄の促進につながります。飲むものとしては、ウーロン茶、麦茶、緑茶などがエネルギーの摂りすぎの心配もなく良いでしょう。もちろんアルコール類は極力控えるようにしたいところです。

また、塩分の摂りすぎにも注意します。塩分の過剰摂取は、糖尿病や高血圧、動脈硬化などの合併症につながります。ラーメンのスープを飲み干したり、何にでも醤油をかけてしまう人は、意識的に塩分を減らすように気をつけてください。

肥満気味の人ならば、食事で摂取するエネルギー量を減らし、標準体重になるように努めましょう。ただし食事は三食しっかり食べ、栄養バランスも偏らないように主食・主菜・副菜が揃うように心がけることが大切です。


(C) 2010 痛風の治療法